小さい頃、
夏休みは決まって横須賀にある
おばあちゃんの家へ泊まりに行っていました。
歳が近い従兄弟たちも集まり、
みんなで海に連れて行ってもらったり
怖い話をしたり、花火をしたり、
あの頃の思い出は今も心の中に鮮明に残っています。
おばあちゃんの家はお花屋さんでした。
家の敷地の中に、ビニールハウスがあり、
野菜などもそこで栽培されていて、
採れたてのトマトやトウモロコシを当たり前のように食べていました。
そして、
いつも3時のおやつの時間がありました。
店番をしているおばあちゃんやお母さん、おばさんも
みんなリビングに集まり、
みんなでスイカを食べたり煎餅を食べたり、
お茶を飲んだりしていました。
みんなが手を休めておやつを食べるあの時間も好きでした。
“仕事”がそこにあり、
“生活”がそこにあり、
“プライベート”がそこにあり、
そして
そこで子供たちが”自由に遊んでいる”。
それは自分の理想の環境だった気がします。
ひょっとしたら目指すのはそんな未来かもしれません。
今夜もおいしい夕食を。